日本の色 枯茶色


 制作してから、作品についての解説、説明って、なかなか難しいものです。簡単に言うと、言葉にならないから、制作するのかも
しれません。でも、それをおうどうにか、、、、、すこしでも!
お伝えできるように、と考えてしまいます。

           Pendant of Glass mosaic /Gold green camal
             


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 ぺンダントヘットに、イタリアンガラスモザイクタイルを使用しています。
ゴールド系(2種)、グリーン系(2種)、ブルー系(3種)です。

 ガラスモザイクは、カットして形を考え、並べる
色の配置を考えながら、置いていきます。

 このペンダントには、支持体がありません。
そのまま、樹脂にガラスモザイクを封じ込めているため、
ガラスモザイク本来の美しさを楽しめる、
とてもオリジナルな、モザイクになりました。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さて、
このペンダントに合わせる、紐を考えるとき、
独特な色合いのため、紐にも細工を施しました。

渋めのゴールドの皮ひもに、所々変化を加え、
天然石などのビーズと
ロウ引き紐で、コーティングしました。

単調な一本調子な紐に、素材の色を組み合わせ、
ペンダントヘッドとあわせて、
全体的な
調和を考えています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
特に
ペンダントヘッドの独特な色合いの中に、和色を感じたので、
ロウ引き紐に、和の色を考えました。


それが、「枯茶色」です。

オレンジビーズの下に、細工しています。

枯茶色って、聞いたことありますか?

簡単にいうと、枯れたお茶の色?! ( ゚Д゚)!???


枯茶色のほかにも、

枯葉色、枯れ草色など「枯色」があります。

「枯色」は、襲(カサネ)の色目ともいわれ、
合わせの色に使われてきた色です。

目立たない色ながら、
全体的に見たときに、作品の調和を生み出している。。。。

そんな、
「枯茶色」 です。
 
大人の色ですね~。



shop↓
http://www.simosaic.com/cn8/pg957105.html

コメント

人気の投稿